ツールド沖縄 市民210キロ

4時起床。
4時半から朝食。ご飯一杯と味噌汁、焼き魚、卵焼き、梅干し、パン2個にマーマレードをたっぷり付けてゆっくり食べる。
その後アップ代わりに風呂に入り、補給食の用意。今回もハニースティンガージェル三つをペスパでわり、ソフトフラスコに入れたものを三本。予備のジェル二つ。ワッフル四枚。ボトルにはCCD溶かしたものに梅丹のジェルを入れる。
6時にスタート地点へ向かい、前から三列目を確保。スタートまでにワッフル二枚を食べ、40分前にベスパを飲む。


7時36分スタート。今年は最初の上りまでパレード区間
ズルズル位置を下げながら5キロ程はしったところで右の狭いスペースに突然後ろから人が入ってくる。完全にハンドルを両サイドから挟まれてしまい、ハンドルが揺れる。今回のレースでこの時が一番危なかった。右の人は後ろにいたチームメートから「なにやってんだ」と怒鳴られていた。
そして最初の落車が前方でおこる。あとで聞くと15キロ程の地点。右車線に逃げるもかなり集団がのびてしまい中切れ気味。ここは全力で踏んでかなり脚を使う。この辺は権八さんが近くで走っていた。
その後しばらくは下がることも上がることもなく集団後方ではしる。途中印具さんが上がっていく。とおもったら左側で止まっているのを見かける。
本部半島をぐるっと回って海岸線に下り道が狭くなったところで前方で落車発生。ゆっくり横を抜けていくと寺林さんがチェーンを直している。ここでも集団がのびて少し脚を使う。
58号線に戻り橋をこえるところで全体を見渡す。だいたい250人程度の集団の真ん中ぐらいか。
海岸沿いの1車線になっている工事区間に近づいたところで徐々に右側に寄り始めたところ、左斜め前方で落車が始まる。止まることなく右側を抜けてゆくと後ろでまだ落車の音が鳴り続けている。
無事工事区間を抜けてから徐々に前方へ上がる。前から30番目ぐらいのところにいる永島さんのところまで上がりしばらくそのまま。しかし与那に近づくにつれ徐々に後ろへ。もう一度30番目くらいまで上がるが、結局与那では70番目くらいか。


上り始めの工事区間はまわりで声を掛け合ってゆっくり通過。先頭までは100mぐらいか。あまり抜かれることもなくたんたんと上る。このときちかくに永島さんがいたがいつの間にかいなくなる。
下りで10人くらいに抜かれながら補給地点へ。ボトルを一本受け取って下りへ。
ここでも何人かに抜かれるが上り返しでまあ追いつけるだろうと甘く見ていた。今回のレースでの最大のミス。ここはなんとしても着いていかなければならなかった。上り返しで前方に大きな集団がみえるが結構距離がある。集団がピークに着く前に追いつかないと次の下りで一気に差が開いてしまうと分かったが後の祭り。
風車のあるところを過ぎるまで一人で追走するが集団はまったくみえなくなってしまった。このへんで後ろから6人程の集団が来たのでしばらくツキイチで脚を休める。
奥の上りをこえるまでこの集団で走っていると後ろから倉林さんが集団を引き連れてやってくる。ここに永島さんが入っていた。
倉林さんに聞くといわっしーとトイレ休憩していたら遅れたとのこと。他の人のブログを読むとどうやら休憩した人数が少なかったうえに集団がスピードを緩めなかったことが原因のようだ。
平坦に入っても積極的に倉林さんが先頭をひく。今年は前にでることなく脚をやすめて2回目の普久川へはいる。


前半は永島さんと二人で前に出るが、後半になると集団が追いついてくる。永島さんはきれ気味。そのまま集団の中で下りへ。補給所でボトルを1本受取る。
下りにはいり集団の一番後ろにいたのだが前に他のクラスの選手が入ってしまい中切れ気味、下りきったところで前に追いつくのに少し脚を使ってしまう。
脚のいろんなところがつりそうになりながら高江の上りへ。上りに入ればたんたんと踏んでいれば自然に集団の前にでれるスピード。倉林さんが積極的に牽いているが、明らかに集団と脚があっていない。20人ぐらいの集団もローテするのは前方の7人程度。高江の関門をすぎて少し長めの上りで倉林さんが離れていく。どうやら一人で行くことにしたようだ。二人がついていく。ここで着くべきかどうか迷ってしまった。上りはなんとか着いていけそうだが、下りと平坦に入ってTTトップクラスの倉林さんに着いていける自信がなかった。ここからゴールまでに7分差をつけられている。


羽地までは上りは前を牽いて、下りで後ろに下がり、平坦ですこしローテしながらすすむ。途中の上りで盆栽ヨシダさんを吸収。聞くと一回目の普久川できれてしまったとのこと。
羽地に入る手前の海岸沿いで後ろから気た国際女子の先頭二人に抜かれる。向い風のなか集団で走ってて二人に抜かれるスピードじゃどうしようもない。

羽地の上り手前から前に出て上りはじめる。トンネルを抜けたところで一人に抜かれる。次の三つある坂の真ん中あたりで後ろから盆栽ヨシダさんがビューンと抜いてゆく。思っていたより上りを短く感じながら。下りへ。トンネルを抜けて前にいたラバネロの人としばらくローテ。川上の関門を抜けると向い風がきつい。ジャスコ坂手前でラバネロの人が脚をつったのかはなれていく。シャスコ坂で他のクラスの集団をぬいて下り始めるがスピードにのらない感じ。後ろからさっきの集団が追いついて来たので、しばらく脚を休める。ラスト1キロぐらいから前に出てラスト500ぐらいまで牽いてうしろへ。ゆっくりとゴール。体力的には今までで一番余裕のあるゴールだった。

95位 6時間09分00秒188